9月24日(月)、帰国前日。フランス最大のフラワー・マーケットがある、ランジスの市場に行って来ました。
やっぱり朝早いメニューは「もう後が無い!」という最終日となりましたが、朝早いといってもパリは夜9時頃まで明るく、
朝8時頃までは薄暗いため、あまり早く出かけると真っ暗でかなり怖いということもあって、結局今回は8時半に友人と集合し、
約1時間ほどかけて市場に到着したのでした。ランジス市場はメトロ7号線のPorte d' Italie駅のバスターミナルから185番の「Rangis Marche」行きのバスに乗っていきます。ただし市場はお花だけではなく、食品などの市場も併設するヨーロッパ最大の
マーケットとなっていますので、フラワー棟付近で下りるにはバスの運転手さんにその旨を伝えて、降りる場所を教えてもらうと
よいと思います。

フラワー棟に到着。でも真ん前というわけではなく、「あれ?どれ?」ってキョロキョロしていたところに、同じバスから降りた男性
が「どこ行くの?」と声をかけてくださいました。「花市場なんですが。」と答えると「あそこだよ。ぼくも行くんで一緒に行こう。」と
いうことで、バス停から道を隔てた斜め前の倉庫状の建物の中へと案内していただきました。

そしてこれが切花棟です。広さは東京大田市場の2倍近くはあるでしょうか。
この市場は朝4時頃から8時頃までが一番のピークというだけあって、私たちが行った時には、既にガランとした印象も
ありましたが、それでもこの品揃えです。グリーン専門のお店や、八百屋さんかと見まがうくらいのちょっと変わったトロピカルの
実物などをそろえた仲卸屋さんなどもあります。日本ではなかなか大量に出回らない、木苺やハボタンなどもどっさり。
グリーンや実物にこだわりたい私にとってはまったく羨ましい限りです!!2階にはドライフラワーの資材屋さんもありました。

   

   

   

                

   

以前花時間に「ランジスの市場はお花だけではなく、資材や小物も充実!」というような記事があったため、「きっと、
ここ以外にもどこか資材屋さんがあるよねえ。バスケットとか花器とか、ここにはないもんねぇ・・・。」といいつつ、「なら誰かに
聞いてみようか。」ということで建物の出入口付近にある受付っぽくなっている窓口の方に英語で聞いてみましたが、その方は
半分?て感じの顔をしつつ、「2階にしかない。」とのお答え。そんなわけないのだけど・・・。と思いつつ歩いていると警備の制服
を着た方がお二人通りかかったので同じ質問をしてみたところ「あなた、ビジター?だったらダメよ。」と言われてしまい、更に
カメラを手にもつ私に「ほんとは写真もねぇ・・・・。」みたいなことも言われ、「聞くんじゃなかった・・・・」と後悔。
外に出て探そうと切花棟を出て回りを歩くと、ありましたありました。大きなプレハブっぽい資材棟や、ガラス張りのプランツ棟。
ガーデニング・グッズなどを専門に取り揃える棟もあります。

         

   

   

   

さすがフランス最大のフラワー・マーケットです。大田市場と四谷の東京堂がドッキングしたような、パリのフローリストにとっては
仕入れの生命線となる場所で、全ての棟をそれぞれきちんと見て回ると最低でも半日はかかります。
私たちもまる3時間を費やしてゆっくりと見学し、資材屋さんで私が買ったのがブリキ製のかわいいてんとう虫くん3匹と
ミニじょうろ、それにアンティーク風の小物入れとレースのリボンです。日本ではあまりみかけないデザインの小物があり、また
価格が日本よりも若干安いので、もしランジスにいかれた際には資材を購入してくるのもよいと思います。

時がたつのは早いもので、明日パリを発ち帰国します。本当に多くの収穫があったこの花の旅、今後の私の花仕事に大きな
影響を与えてくれることは間違いありません。この2ヶ月半、たくさんの花や人々との素敵な出会いがあったこと、大きなトラブル
もなく元気に過ごせたこと、そして友人や家族がいつもmailなどで気遣ってくれたことに心から感謝します。
まだ私は花仕事への第一歩を踏み出したばかり。これから先もお花を通じてきっとたくさんの出会いがあることでしょう。
お花によって”暮らしに彩りを与え、人と人の心をつなぐお手伝いをしたい”という私の夢、自分のペースで少しずつかなえていき
たいと思います。

  

   

 

 

 


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