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9月10日(月)、パリのお花屋さんめぐりをスタートしました。パリ版 'A to Z' のような地図は友人が貸してくれていたので、
前日夜にロンドンの時と同様に花時間の記事の切り抜きでお店の住所を確認し、地図の中に30箇所以上を書き込みました。
まずは7区から。7区は6区に続いてチェックしたお花屋さんの数が多いのです。
最初に訪れたお店は、花時間9月号のパリ特集の中でも何度となく誌面に登場していた「un jour de fleurs(アン・ジュール・
ドゥ・フルール)」です。

    

オーナーは今年で30歳のエリック・シューヴァンさん。フランス人男性の中でもとりわけ繊細でナイーブな印象の彼は、
物静かで優しい、物腰のやわらかな方です。お店の外観、鉢物・ハンギングのディスプレイの仕方から既に「わーお洒落!」
と興奮ぎみだった私の話を温かい眼差しで聞いてくださり、「このお店、日本の雑誌で紹介されたんだよ。」と言って見せて
くださったのは「ベストフラワー・ウェディング」。記事には”クラッシックで華麗なロマンティック・ブーケ中心のお店”
というような紹介があり、シューヴァンさんについては ”パリの花業界の新たな貴公子!”みたいなことも書かれていました。
でもそれは本当に的を得ていて、お店のディスプレイ、花のクオリティやアレンジ、そして何よりもシューヴァンさんのその繊細で
優しい上品な雰囲気はまさに名実ともに”貴公子”といった感じがします。

           

写真をご覧いただければおわかりになるかと思いますが、シューヴァンさんのお店に置かれたお花は既にアレンジメントのように
なっており、「これからバラ売りするので、とりあえず花器に種類分けして並べてます。」というディスプレイはしていません。
必ずひとつの作品のように仕上げて飾られているのですから、本当に素晴らしいと思います。

           

また、こちらのお店は天井も面白いです。朱色に近い赤と白の大きな幾何学模様に金色のラインが入っていました。
そしてお店の中ほどにはモスの張られた大きなアーチがあり、それが四角い部屋と幾何学模様の天井にマッチしていて、
とかく単調になりがちな部屋の空間を面白くしています。

    

お店に飾られた、既に作り置きされたブーケはどれも手ごろな価格のミニ・ブーケ。大ぶりなブーケは用途やお客様のご要望
に合わせてその都度デザインして作っていくのでしょう。私が写真を撮らせていただいている間も、シューヴァンさんは優しい
微笑みで花を見つめて花束を組んでいました。
作業テーブルの脇にお客様の注文メモを挟んだ大ぶりの様々なバリエーションの花束が置かれ、昨年11月にオープンした
というこのお店の順調ぶりが伺えます。シューヴァンさんのセンスと人柄なら、当然のことですが。

  

   

 

 

 


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